書評:投資の正しい考え方
ロデムです。
今日は、投資の正しい考え方という本の書評を書いていこうと思います。
専業トレーダーがどんな感じで本を読んでいるのか気になる人もいるのではないでしょうか!
早速内容に入ります。
防御はとても大事
本の中では、投資においては防御力がとても大切だということが繰り返し描かれていました。これには完全同意です。
ただ、投資においては、多少攻撃も大事なんですよね...
このあたりの具体的なノウハウは流石に本ではかけないか....
防御力=損切り力だとおもうので、個人的には損切りの練習はトレーダーになりたい(個別株以上の投資をする)なら必須だと思います。
自分が平静でいられる範囲内でポジションをもつ
これも大切ですね。
なぜかというと、トレーダーは「どんな時でも正しい判断のもとにトレードをしなくてはならない」
と思っているからです。
大量のポジションを抱えてしまうと、
「怖いからここで一旦損切り」
「怖いからいったんここで利確。ポジションを減らす」
ということが起こってしまいます。
これでは長期的には負けてしまいます。
トレーダーたる者、いかなるときも正しいと思える行動をし続けなくてはいけないのです。
その他本の中には、資産が全滅したり半減したりするようなトレードは避けるべきであるということや、損切りは絶対にすべきだということ、そして相場の対局を見極めて休むべき時に休むのも大切だということが記載されていました。
このあたりは、今更感と言いますが、ある程度トレードをしたことある人であれば一度は聞いたことのあるような内容だと思いますので、目新しさはないですね。
ただし、知っていることと実際にできることは大きな差がありますので、そこは本を読んだからどうこうというわけではなく自分で練習しなくてはいけないと思います。
個人的に、「そこまで考えるか、、、」と感心させられたのは、
システム障害など、自分が正しくても負ける可能性も頭に入れておけ。その場合も冷静に対処せよ
というようなことが書かれていたことです。
最近ではシステム障害などあまり起こることがないので意識していませんでしたが、確かに仮想通貨の全盛期はサーバーがおちたりと、予期せぬ事情によってトレードができなくなる可能性がありました。
そのあたりも考慮に入れた上でトレードしなくてはいけませんよね。
まとめ
総じて、この本を読んであらたに勉強になった!
というような内容はありませんが、トレーダーとして大切なことを改めて教えてくれるような本でした。
手法的なところはほぼ書かれていません。
しいていえば
「ボックス相場は、決着がついてから売り買いせよ」
という記載が手法ですかね。
つまり、レンジ相場は取引するなということですね。
勝ち続ける人と負け続ける人の差は防御力だというのは、「まさに」という感じなので、今後も意識していこうと思います。