書評:外国為替トレード 勝利の方程式
前回に続いて書評です。
今回は為替トレードについての本を読みました。
ロデムの感想を述べていきたいと思います。
まずは大負けしないこと
これは前回の書評:投資の正しい考え方にも記載がありましたね。
つまり、ストップオーダー(=損切り)必須ということだと思います。
これは長くトレーダーとしていきていきたいのであれば必須ですね。
テクニカルもファンダも、どっちも大切
トレーダーというのは大抵、どちらかに偏っています。
例えば、私であれば、ファンダメンタルズに逆らわないように一応は中止するものの、テクニカルに基づいてトレードをすることが多いです。
逆にファンダメンタルズだけでトレードする人というのもいます。
いずれにせよ、どちらかではなくどちらも勉強する必要があるというのは納得です。
私個人の意見でいうと、
テクニカル→少資金から爆発的にお金を増やすのに向いている
ファンダメンタルズ→確実性を増し、大きな資金を運用するのに向いている
というイメージです。
儲かるポイント
読者の方は気がつかなかったかもしれませんが、
本書は、ここが一番勉強になる、重要ポイントだと思っています。
このような記載がありました。
「普段は買いも売りもあるが、ヘッジファンドは相場が一気に動いた時にはみんな偏ったポジションを取り始める」
つまり、普段は売りも買いも拮抗しているが、儲かるチャンスは相場が大きく動いた時にあるということです。
つまり、銘柄やトレードするものを選ぶときも、その商品の普段のボラティリティを考慮して普段よりもおおきくなっているなら買い、小さくなっているなら売りというようなポジションメイキングが求められるのです。
トレードもパレートの法則で、収益の8割は2割のトレードから
収益の8割は2割のトレードから生まれるとこの本には書かれています。
個人的には、収益の9.5割はポジションの0.5割から生まれるくらいの感覚だと思っています。
この、チャンスだけ取引する、いい取引で一気に設ける
という心構えは知っておいてもいいのではないでしょうか。
また、本書には分散はせいぜい3種類までにせよと書かれており、これも資金を増やそうと思えば納得です。
まとめ
本書も、トレードに大切な要素がいくつか買いてありました。
トレードをしたことある人であれば一度は聞いたことのあるような内容だと思います。
つまり、知っていることとできることには大きな乖離があるということですね!
負けなければ、勝つチャンスがある